本田技研工業(ホンダ)は27日、スポーツタイプのハイブリッドカー「CR-Z」の外観デザインを刷新するとともに、ドライバビリティーの向上や装備の充実を図り、10月19日に発売すると発表した。

ホンダ「CR-Z α・Master label」

今回のマイナーモデルチェンジでは、フロントとリア、サイドのデザインを変更するとともに、インラインタイプのLEDヘッドライトや新デザインのアルミホイールを採用し、流麗で存在感あるスタイルに仕上げた。リアトレッドを10mm拡大し、サスペンションのチューニングやブレーキ性能を強化したことなどにより、高速走行およびワインディング走行時の安定性を向上させている。

各種装備も充実。「電子制御パーキングブレーキ」やエンジンサウンドを演出する「アクティブサウンドコントロール」、静粛性を高める「アクティブノイズコントロール」といった先進の装備を採用している。30km/h以下での追突防止を支援する「シティブレーキアクティブシステム」、エアバッグシステムをセットにした「あんしんパッケージ」も設定し、安心装備の充実も図った。

タイプ設定は「α」「α・Master label」の2タイプ構成となり、価格は「CR-Z α」が270万円、「CR-Z α・Master label」が285万円、「CR-Z α・Master label」の2トーンカラースタイルが292万200円となっている(価格はすべて税込)。