女優のアン・ハサウェイがファッションサイトの社長を演じる最新作『マイ・インターン』(10月10日公開)で、ニューヨークの最先端ファッションを先取りできるポスタービジュアルが27日、公開された。

『マイ・インターン』ポスタービジュアル

『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ世界中の女性から憧れの存在となったアン・ハサウェイ。あれから9年後となる本作では、ファッションサイトの社長を演じ、あたかも『プラダを着た悪魔』の主人公の後日談のような、新たな出会いと試練を描く。

公開されたポスタービジュアルは、アン演じるジュールズの赤いワンピースが印象的。本作の衣装スタッフは、『アグリー・ベティ』シリーズや『セックス・アンド・ザ・シティ2』を手掛けたスタッフが担当しており、衣装デザイナーのジャクリーン・デメテリオは「トレンドを見越したファッションにしたわ。例えば、フリンジ付きのサンダルもその一つ。撮影したのは一年前だから映画が公開されるときに新鮮に見えるように工夫したの」と、まさに今のトレンドを先取りできるファッションにしたという。

また、今すぐにでもまねできるリアルクローズであることがポイントで、この赤いワンピースは、ベッカム夫人のファッションブランド"ヴィクトリア・ベッカム"。さらに、彼女が持つバッグはシャネル、時計はカルティエ、シューズはロジェヴィヴィエと、ハイブランドでありながらもすぐに取り入れられるリアルクローズに見せている。ジャクリーンは「ジュールズはニューヨークで仕事をして家庭を持っている現代女性なの。映画を見た女性たちが共感できるようなすぐにでもまねできるリアルクローズにしたのよ」と語る。

今回のポスタービジュアルでは、アン演じるジュールズを温かな視線で見守るベン(ロバート・デ・ニーロ)も印象的。本作で初共演を果たした2人だが、アンは「ロバート・デ・ニーロから学んだことはたくさんあったわ。現場でのスタッフに対する態度もすてきだった。周りのことをちゃんと考えて尊重しているし、俳優として惜しみない努力を続けてきたから今の彼がいるの。本当に尊敬しているわ」と、劇中でベンのアドバイスによって学び成長していくジュールズのように、実際にロバート・デ・ニーロから俳優としてのあり方を学んだと明かす。

物語は、ファッションサイトの社長ジュールズの会社に、40歳年上の"シニア"インターンとしてベンがやってくる所から始まる。初めはベンを嫌がるジュールズだが、ベンの真面目で優しい人柄に触れることで、2人は次第に親友になっていく。そして、仕事もプライベートも試練が訪れるジュールズに対してベンが投げかける優しい言葉が、見る者の涙を誘う。

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