ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は8月26日、日本マイクロソフトが提供する、クラウド版グループウェア「SharePoint Online」のテンプレートとして「OnePortal」の提供を開始した。価格は個別見積もり。

「OnePortal」は、 SharePoint Online 導入をさらに簡単にする、SBT独自の社内ポータルサイト構築ソリューション。

「OnePortal」は、導入から実装までにかかる時間と工数を削減し、簡単にすばやく、最適なポータルサイトの立ち上げを実現する。

「OnePortal」では、PC、タブレット、スマートフォンなど、多様化するデバイスに対応するため、レイアウトを自動調整し、画像サイズを変化させることができる。

具体的には、レイアウトを自動で調整し、ブラウザの幅に応じて画像サイズが変化するため、デバイスごとのサイトを設置しなくても、ユーザーに快適な環境を提供する。

レイアウトは、Webサイト運用やアクセス解析で得たノウハウをもとに最適化された「情報集約型」「シンプルレイアウト」の2種類から選択可能。

「OnePortal」が提供する機能

導入設定をシンプルにしたことで、「OnePortal」によりテンプレートによるポータルサイトの立ち上げまでに数日要していた時間を最短20分に短縮なほか、従来のオーダーメイドによるSharePoint Onlineの導入コストに比べて、最大7割の削減が見込まれるという。

今後は、SBTの子会社である環が提供する「シビラ」などのアクセス解析サービスを追加するなど、オプション機能の拡充も予定されている。