9月2日より世界最大のインターネット映像配信ネットワーク・Netflixで独占配信開始されるオリジナルドラマ『デアデビル』で、出演キャストたちが作品の魅力を語る特別映像が26日、公開された。

昼は盲目の弁護士、夜はクライム・ハンター"デアデビル"となる主人公マット・マードック

『アベンジャーズ』『スパイダーマン』『X-MEN』などを生み出してきたマーベルが新たに放つ、盲目のヒーロー"デアデビル。全13話にわたって、「善と悪の境界線」という重厚なテーマ性や、痛々しいほどリアルなアクションを交えながら、人気ヒーローの誕生を描く。

舞台は、無数の欲望渦巻くニューヨークのスラム街ヘルズ・キッチン。幼い頃に不慮の事故で視覚を失った代わりに、超人的感覚を手に入れた主人公マット・マードック(チャーリー・コックス)は、昼は盲目の弁護士として働き、夜は極限まで鍛えあげた身体能力を武器に、クライム・ハンター"デアデビル"として法では裁ききれない悪へと立ち向かう。マットは常に"正義の行いとは何か"という葛藤を抱きながら孤独な戦いを続け、巨大な敵の正体へと迫っていく。

このたび公開された映像で、主演のチャーリー・コックスは「マットは法の限界に悩み苦しんだ後、夜の世界で自らの手で裁くみちを選んだ」などと語ったうえで、「本当に素晴らしいストーリー展開になっているよ」と太鼓判。悪役ヴィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオも「これまでとは違う登場人物の姿が見えるはずだ」「この展開はだれも予想できないだろうね」と自信をのぞかせる。

コックスは別のインタビューで、激しいアクションが多い本作を演じるにあたって「ジムに通ってトレーニングをみっちり受けたよ。マーシャルアーツもスタントも訓練をした」と告白。さらに、「マットは盲目という設定なので、アクションシーンで彼がなにかに反応するときは、頭の動作に意識をしている」と説明し、「例えば、背後から誰かが接近したときは、その人物の方向を見ることなしに対応する。もちろん、実際の撮影では役者は目を使っている。だけど、目が見えないということを常に意識しているんだ」と語った。

またコックスは「それまでに読んだどのドラマの脚本よりも、素晴らしかった。スーパーヒーローを題材にしたドラマが、テーマやトーンという面において、ここまで洗練されたものになりえるということに驚いたよ」と絶賛。そして、「いまノリにノッているマーベルと仕事がしたかったんだ(笑)」と憧れのマーベル作品出演を喜んでいる。

なお、デアデビルのコスチュームは、コアなファンが多い、フランク・ミラーの『DAREDEVIL:The Man without Fear』からインスパイアを得ており、エピソードの前半は、原作通り黒いスーツに身を包んでいる。


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