エーワンは19日、「会社業務中の情報セキュリティの意識調査」の結果を発表した。対象は、20~65歳の公務員・会社員222名。調査は2015年7月8日に実施した。

会社支給の情報端末、「一切できない」は35.1%

会社支給の情報端末(パソコン・タブレットなど)を自宅に持ち帰ることができるかを聞いたところ、35.1%で「一切できない」が最多となった。次いで、「会社のルールに準じればできる」(27.5%)、「支給されていない」(26.1%)、「自由に持ち帰ることができる」(11.3%)だった。

「会社支給の情報端末(パソコン・タブレットなど)を自宅に持ち帰ることはできますか?」

また、公務員を対象に、勤めている会社の方が「私物のパソコンに会社で扱う個人情報を保存している」ところを見たり、聞いたことがあるかを尋ねた。結果、最多は42.9%で「ない」だった。次いで、「分からない」(35.7%)、「ある」(16.7%)、「答えたくない」(4.8%)となった。

「お勤めの会社の方が『私物のパソコンに会社で扱う個人情報を保存している』ところを見たり、聞いたりしことがありますか?」

勤めている会社で使用するメールアドレスに届くメールを全て開封し内容を確認しているかを聞いたところ、46.4%で「必ず確認する」が最多となった。以降、「確認しないときもある」(37.8%)、「確認しない」(9.9%)と続いた。

「お勤めの会社で使用しているメールアドレスに届いたメールは、全て開封して内容を確認しますか?」