アウディ ジャパンは8月20日、コンパクトスポーツカー「Audi TT Coupe/Roadster」および「Audi TTS」をフルモデルチェンジし、同日より販売を開始すると発表した。

Audi TTは1998年に1世代目が発売されて以来、累計50万台以上を販売している人気モデルで、2006年に2世代目が発表されて以来フルモデルチェンジは以来9年ぶりとなる。

今回発売されるのは、いずれもターボ付2.0l直噴ガソリンエンジン(2.0 TFSI)を搭載したAudi TT Coupe、Audi TT RoadsterおよびAudi TTS。このうち TT Coupeには、FWDとquattroフルタイム4輪駆動システムの2タイプの駆動方式が設定され、TT RoadsterとTTSはすべてquattro仕様となる。2.0 TFSIエンジンのパワーは230PSで、TTSには286PSの高性能バージョンが搭載される。また、トランスミッションは全車6速Sトロニックが採用された。 デザイン面では、アーチ型ルーフライン、丸く張り出したホイールアーチ、大型のアルミ調フィラーキャップ、インテリアの丸型エアベントなど、TTとしての特徴を打ち出しつつ、ボンネット上に移されたエンブレムや6角のシングルフレームグリルなどにより、同社にとって新時代のスポーツカーであることを表現した。

価格はAudi TT Coupe 2.0 TFSIが542万円、Audi TT Coupe 2.0 TFSI quattroが589万円、Audi TT Roadster 2.0 TFSI quattroが605万円、Audi TTS Coupe 2.0 TFSI quattroが768万円となっている。