お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、19日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)にゲストMCとして出演し、MC論を展開。メインMCの中居正広も山里のMC力を絶賛した。

南海キャンディーズの山里亮太

今回、「次世代ゲストMC SP 第2弾」と題して、同番組の新ゲストMCの座をねらうあばれる君、千賀健永(Kis-My-Ft2)、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)らが出演。村本が同期の山里のMCを「うまい」と評価すると、中居正広も「うまい」と褒め、村本が「ノートに何を言うか書いて、勉強してやっている。努力の跡がすごい出ている」と続けると、山里は「何をおっしゃいますやら」と照れながら「でも、それくらいはやってないとここ(MCは)無理よっていう気持ちはある」と語った。

また、千賀が理想のMCとして山里の名前を挙げ、「例えツッコミがすごい」と絶賛。「自然にトークを例えツッコミの方に持ってって、言いやすい状況を自分で作り出して」と話すと、中居が「それは違うんじゃない? 自分の例えツッコミを言うために話の流れの軌道修正はしていないと思うよ」と言い、山里も「それはしてない」とうなずいた。

中居が「みんなに好きなこと話してもらって、その中に合うピースを出していると思うよ」と続けると、「あんな当てはまりますか?」と千賀は目を丸くし、中居は「そのピースの数が半端ないと思う」とコメント。千賀が「『謙虚な気持ちをヤフオクに出しちゃった』っていうのがあったんですけど、そのフレーズを思いつくことがまずすごいなって」と言うと、中居は「ずーっと考えているから」と語った。

山里は「いろんなアレンジできるからね。ハードは一緒だけどソフトを変えるだけで全然違うように見える」と一つの文でもアレンジがいろいろできると説明。千賀は「うぉ~! すごい!」と声を上げ、中居は「こういう人がMCやるんだって」と伝えた。

そして山里は「それぐらいしないと無理ですよ。隙間なんかないですから」とMCの世界の競争の厳しさを語り、「努力賞以外で勝とうなんて、この世界無理ですよ」ときっぱり。「一個救いなのが、楽しくてしょうがないんですよ、言葉を考えていることが。趣味と実益を兼ねているって感じ」と加えると、千賀は「アーティストみたいですね」「僕の中ではリスペクト」と尊敬のまなざしで見つめ、山里は「やめてよ千ちゃん」とうれしそうに照れていた。