ヤマハは8月20日、AVレシーバー「RX-A3050」「RX-A2050」「RX-A1050」を発表した。発売はRX-A3050が9月下旬、RX-A2050が9月上旬、RX-A1050が9月中旬を予定。価格はすべてオープンとなっている。推定市場価格はRX-A3050が290,000円前後、RX-A2050が165,000円前後、RX-A1050が105,000円前後(すべて税込)。

「RX-A3050」

RX-A3050(チタン)

RX-A3050(ブラック)

背面

RX-A3050は、200W×9chの9.2chモデル。11.2chへ拡張可能な端子を搭載している。DACチップはES9016とES9006Aを使用。このほか、独自の音場技術「シネマDPS」の最上位「シネマDSP HD3」を採用している。本体サイズはW435×H192×D474mm、重量は約19.6kg。

「RX-A2050」

RX-A2050(チタン)

背面

RX-A2050は、190W×9chの9.2chモデル。DACチップはES9006Aをデュアル搭載。シネマDPSは3Dモードを採用している。本体サイズはW435×H192×D474mm、重量は約17kg。

「RX-A1050」

RX-A1050(チタン)

RX-A1050(ブラック)

背面

RX-A1050は、140W×7chの7.1chモデル。DACチップはES9006A×1を使用。シネマDPSは3Dモードを採用している。本体サイズはW435×H182×D439mm、重量は約14.9kg。

共通の仕様

3製品とも、Wi-FiとBluetooth機能を内蔵するAVレシーバー。Dolby Atmosを利用できるほか、今後のファームウェアアップデートでDTS:XやHDRコンテンツにも対応する。

ハイレゾ音源の再生も可能で、USBまたはネットワーク経由でのDSD 5.6MHz再生(RX-A3050のみダイレクト再生も可能)と、192kHz/24bitのAIFF/WAV/FLACファイル再生に対応。新世代のネットワークモジュールを搭載したほか、非ハイレゾ音源を最大96kHz/24bit相当まで拡張する「ハイレゾリューション・ミュージックエンハンサー」を備える。また、ローム社と共同開発したボリュームICにより、高い解像度を実現する。

映像出力では、HDCP2.2に新対応。搭載しているHDMI端子(入力×8、出力×2)のうち、入力×7、出力×2において、4K/60P映像信号のパススルーが可能だ。このほか、ワイドFM機能を備えており、90.1~94.9MHzの放送受信に対応。 Wi-Fi環境が整っていない場合でも、AVレシーバーとスマートフォンやタブレットなどをダイレクトにワイヤレス接続する「Wireless Direct」が利用可能。

また、ヤマハのAVレシーバー用アプリ「AV CONTROLLER」に対応しており、音量調整機能やシネマDSPの音響効果をカスタマイズする「DSP調整」機能などを、スマートフォンやタブレットで操作できる。アプリの対応OSはiOS 5.0以上、Android 2.1以上。

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