イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニは、米国カリフォルニア州で開催されたモントレー・カーウィークにて、「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ・ロードスター」(SVロードスター)を発表した。スーパーヴェローチェ・シリーズ初のオープンモデルとなる。

ランボルギーニ「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ・ロードスター」が公開された

スーパーヴェローチェは、ピュアスポーツ志向を特徴とする同社最速のシリーズ。中でもロードスター・バージョンは、感情を揺り動かす強烈なドライビングダイナミクスと、他に類を見ないオープンエア体験を特徴とする。

今回発表されたSVロードスターは、標準バージョンの「アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター」より最高出力が50hp増加し、750hpとなった。一方、乾燥重量は50kg削減され、1,575kgに。パワーウェイトレシオは2.1kg/hpと驚異的で、0-100km/h加速は2.9秒、トップスピードは350km/hを超える。

トランスミッションは7速ISRで、ハルデックス第4世代4WDシステムを通じてエンジンパワーを全4輪に配分。SVクーペ同様、磁性流動体サスペンション、プッシュロッド式ダンピングシステム、ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)を採用する。

ルーフは、「アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター」同様のカーボンファイバー製2ピース構造で、その重量はそれぞれ6kg以下。ラゲージコンパートメントに簡単に収納できる。電動開閉式リアウィンドウを搭載し、これをオープンすることで、エンジン音が室内に響き渡るという。

「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ・ロードスター」

「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ・ロードスター」は、全世界500台の限定生産で2016年はじめの納車を予定。価格は35万7,000ユーロ(税別)となっている。