東芝は8月17日、生体センサ「Silmee」シリーズの新商品として、リストバンド型生体センサ「Silmee W20」と「Silmee W21」を発売すると発表した。

「Silmee W20」および「Silmee W21」は、会話量測定、食事時間検出、ボタン操作による第三者への緊急連絡、脈拍測定、紫外線量測定、皮膚温度測定などの機能を搭載。記録したライフログは第三者と共有することができる。さらに、企業向け拡張機能として、体調不良などでセンサが異常値を検出した場合に、あらかじめ登録した相手に緊急通知をする機能が用意されている。また、「Silmee W21」はGPSを搭載し、位置情報を取得することが可能だ。

このほか、バッテリー持続時間は同社が半導体事業で培った信号処理技術や、測定情報のセンシング頻度の最適化により、動作時の消費電力を最小限に抑え、従来商品同様、2週間の連続使用を実現。また、市販の腕時計用バンドの規格と互換性があるため、季節や気分に合わせて好みのバンドに交換することができる。

価格は「Silmee W20」が2万4000円(税込)で、「Silmee W21」が2万8000円(税込)。「Silmee W20」は同日よりAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場での購入受付を開始し、9月下旬の出荷を予定している。一方の「Silmee W21」は、9月下旬に購入受付を開始し、11月初旬に出荷するとしている。

「Silmee W20」(左)と「Silmee W21」

着用イメージ