ローランドは、コンパクトボディに同社M-5000と同等の機能を搭載したコンパクト・ライブ・ミキシング・コンソール、O.H.R.C.A「M-5000C」を発表した。価格、発売日は現在未発表。

「M-5000C」は、O.H.R.C.Aの革新的な基本性能をそのままにコンパクト化を実現したコンパクト・ライブ・ミキシング・コンソール。制作、ライブ、放送など、さまざまな現場で、高度な機能性を発揮する

同製品は、740mm(幅)×725mm(奥行き)×346mm(高さ)という機動性に優れたコンパクトなボディーに、スクロール/アイソレート自在の16フェーダー、およびアサイナブル4フェーダーを装備。128chの入出力を自由にアサインできる内部構成に加え、チャンネル・ストリップとは別に、最大300入力/288出力(96kHz時。48kHz時は460入力/448出力)のセットアップが可能となっている。

また、高音質を支える96kHzのサンプリング・レートや電源二重化への対応、72bitのサミング・バスや、一から見直されたアナログディスクリート回路なども備える。さらに、本体のアナログ入出力16イン/8アウトに加え、REACをはじめ、Dante、MADI、SoundGrid、SDI、SFP、DVIへの対応を可能にしたエキスパンションインタフェースも2枚まで搭載できるということだ。