8月16日まで神奈川県・横浜みなとみらいエリア一帯で開催されている「踊る? ピカチュウ大量発生チュウ!」に合わせて、現在公開中のポケモン映画最新作でメアリ役を演じるタレントの中川翔子が15日、横浜イオンシネマで行われた舞台あいさつに登壇した。

「踊る? ピカチュウ大量発生チュウ!」の舞台あいさつに出席した中川翔子

7月18日より上映中の『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」』で、シリーズの累計動員数が7,000万人を突破したことでも大きな話題となっているポケモン映画。この日の舞台あいさつは、現在横浜みなとみらいエリア10カ所に合計1,000匹以上におよぶピカチュウが大量発生するイベント「踊る? ピカチュウ大量発生チュウ!」に合わせて行われ、約400人の来場者を前に、中川は「ポケっす~!」といつものあいさつで登場した。

事前に配られていたピカチュウサンバイザーを身につけていた来場者を見て、中川は「ここにもピカチュウがいっぱい!」と大喜び。公開から一カ月が経過し、来場者が本日で180万人を突破した本作の魅力を「特にハリウッドを越える迫力とスケールで、私にとって人生のご褒美のような作品になりました」と話し、自身が演じるメアリについては「メアリは私に持っていないものを持っている、とても賢く強い女の子です。そんなメアリを演じるにあたり、劇中では描かれていないメアリの本質を声で表現出来るよう心がけました」と明かしていた。

"ポケモン愛"を存分に語った中川だったが、この日は終始落ち着かない様子。司会の紺野あさ美アナウンサーから「ピカチュウに会いたいですか?」と質問が投げかけられると、ここで満を持してピカチュウ20匹が登場し、会場が黄色一色に。さらに写真撮影も解禁となり、会場で大撮影大会が始まると、中川の号令に合わせてピカチュウが「右向け右!」「ジャンプ!」などを披露。さらに中川は「Choo Choo TRAIN」や「耳だけ動かしてスクワット!」など難易度の高い技を要求し、ピカチュウはやや困惑気味だったが、最後にはスペシャルサプライズも。中川自身の楽曲「ドリドリ」に合わせてピカチュウがパフォーマンスを披露すると、あまりの可愛さに中川は悶絶、そして感激のあまり大号泣していた。

最後に中川は、ポケモン映画に9年連続で出演している喜びを「私にとって人生のご褒美のような作品になりました。今でも夢のようです」と表現しながら、まさかのピカチュウサプライズに「私はアニメソングを歌うのが夢で、その夢を叶えてくれた『ドリドリ』に合わせてピカチュウが踊ってくれました! 夢と夢が合わさってまさにビッグバンドリーム! 現世に悔いなし!」と感無量の様子だった。