博報堂が提供する地域ブランディングプログラム「LoCoBra」と、オズマピーアールが運営するWebメディア「colocal(コロカル)」、マガジンハウスのWebメディア編集部は8月11日、地域創生に関わる活動の企画・運営を支援する共同プログラム「地域エディットブランディング」の提供を開始した。

同プログラムは、地域が持つ固有の「らしさ」を発掘し、ブランド価値として再構築する活動を地域社会とともに推進するもの。博報堂の地域ブランディングの視点と、地域をテーマにした各メディアの視点(ソトの視点)、地域住民ならではの視点(ウチの視点)を組み合わせ、これまで気づかなかった地域の魅力を固有の「らしさ」として再発見し、ブランド構築・プロモーション戦略の起点として活用する。

「「地域エディットブランディング」プログラム実施例 - 兵庫県豊岡市移住戦略プロジェクト「TOYOOCOME(トヨオカム)! 」

プログラムの企画・運営チームは今後、他メディアをはじめとするさまざまな企業・団体と連携しつつ、地域のビジョン開発や産品開発、文化・観光振興、定住促進、シティプロモーションなど各地域の多種多様な課題に対応したプログラムを開発・提供予定していく。

なお、同プログラムは既に、兵庫県豊岡市移住戦略プロジェクト「TOYOOCOME(トヨオカム)!」にて実施が決定。2016年2月末までに、インタビューツアーやワークショップなどを通して豊岡市への移住・定住を促すプロモーション戦略立案をおこなうという。