LINE MUSICは10日、同社運営の定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」において、無料利用期間を終了し有料プランの提供を開始した。これに対し、Twitter上では残念に思うツイートが多く見られる一方、「以前からアナウンスしていたし仕方ない」「当たり前」といったツイートも数多く投稿されている。

「LINE MUSIC」イメージ

「LINE MUSIC」は、6月に公開された邦楽・洋楽問わずヒットチャートや新譜をベースに、150万曲以上の楽曲を揃える定額制オンデマンド型音楽配信サービス。8月9日までの期間限定でフルサービスが無料で利用できた。なお、未課金であっても、1曲あたり30秒間の楽曲再生など一部機能が制限された形で引き続き利用できる。

10日からフルサービスの利用が有料になったことで、Twitter上では「有料とか萎える」「無料じゃなきゃ使わん」「ケチ」「もうやめる」「アプリ消した」「ショック」「最悪」などのツイートや、同じく定額制の音楽配信サービス「AWA」(利用開始から3カ月間無料)に乗り換えるといった主旨のツイートが多く投稿されている。

一方で、こうしたツイートに異議を唱えるユーザーも多く「アーティストに敬意を持っていたらそういう考えにはならない」「音楽は無料と思っている世代はこう思うのも仕方ない」「有料でもかなり安い」「音楽業界は大変だ」「無料期間があっただけでもスゴイ」などのツイートも多く見られる。

「LINE MUSIC」の有料プランは、500円で20時間(30日間)の楽曲が聴ける「ベーシックプラン」と、1,000円で時間無制限(30日間)の楽曲が聴ける「プレミアムプラン」が提供される。また、学生ユーザーであれば「ベーシックプラン」を300円で、「プレミアムプラン」を600円で利用できる学割が用意されている。また、有料プランのチケットを初めて購入した全ユーザーを対象に、30日間の無料利用チケットを追加で自動的に付与する「さらに30日間無料キャンペーン」も展開している。

「LINE MUSIC」料金表