10月にスタートするテレビ朝日系ドラマ『相棒 season14』(毎週水曜21:00~)で、水谷豊演じる杉下右京の新相棒を演じる反町隆史の役柄が、法務省のエリートキャリア官僚であることが10日、明らかになった。

杉下右京役の水谷豊(左)と、新相棒・冠城亘役の反町隆史

右京の歴代の相棒は、初代・亀山薫(寺脇康文)、2代目・神戸尊(及川光博)、3代目・甲斐享(成宮寛貴)いずれも警察官だったが、4代目の反町演じる新相棒は、15年の同ドラマ史上初めて、警察官ではない経歴を持つ人物となることに。役名は冠城亘(かぶらぎ・わたる)で、異色の相棒が、杉下とともに事件解決に挑む。

反町は「今回、僕が演じさせていただく冠城亘は、真実を突き止めることへ執着のあるキャラクター。あらゆる手段を使い、事件を解明に導こうとします」と自らの役柄を紹介。「右京さんとの掛け合いやコンビネーションがどのような化学反応を起こすのか。冠城の"相棒"っぷりにも注目してほしいです」と意気込みを語っている。

本作で、冠城は、頭脳明晰(めいせき)で、法務省の官僚トップ・事務次官を後ろ盾に少しのむちゃも通していくという、見た目のクールさからは想像できないキャラクター。しかし、人事交流で法務省から警視庁に出向し、右京が無期限の停職処分となってあるじを失った旧・特命係を仮住まいとするものの、出向組で"お客さま"扱いされて仕事もなく、暇を持て余す毎日を送る。ここから、右京とどのように出会い、相棒となっていくのかに注目だ。

なお、きょう8月10日から、東京・六本木のテレビ朝日アトリウム内「相棒テラス」に、反町演じる冠城亘の等身大パネルが登場。新たに撮り下ろされた、水谷演じる右京の等身大パネルとともに、新たな相棒の世界が体感できる。

さらに、六本木ヒルズで開催されている夏イベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION」の日産ブースでも、同日から日産グローバルタクシーが『相棒』ラッピング仕様として、期間限定で展示されている。