『ハリー・ポッター』の全シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたデヴィッド・ハイマン製作による映画『パディントン』が2016年1月15日に全国公開されることが決定し、特報映像が7日、公開された。

ダッフルコートを着てチワワを片手に抱いたパディントン

本作は、世界40カ国語で翻訳、全世界3,500万部以上の売り上げを達成しているロングセラー児童小説『パディントン』シリーズを初めて実写映画化した作品。本国イギリスでは『アナと雪の女王』を超えるオープニング成績を収め、アメリカをはじめ全世界で321億円を超えるヒットを記録している。また、アメリカの映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、「98% Flesh!」(98%肯定的なレビューが集まったことを意味)と大きく支持を集めた。

舞台は、イギリスの首都・ロンドン。公開された映像では、ペルーのジャングル奥地から貨物船に乗って袋詰めにされ駅に運ばれてきた、真っ赤な帽子をかぶった小さな紳士クマ"パディントン"が袋からひょっこり顔出す可愛らしい姿が収められている。この後、丁寧な言葉遣いで往来の人に話しかけるも、クマだという理由で誰からも相手にしてもらえないなか、やっと出会った親切なブラウン一家に"パディントン"と名付けられ、心躍る冒険を繰り広げる。

パディントンの声を担当したのは、『007 スペクター』のベン・ウィショー。ブラウン一家は、『ダウントン・アビー』の英国伯爵グランサム役のヒュー・ボネヴィル、『ブルー・ジャスミン』のサリー・ホーキンスが務める。さらに、『ハリー・ポッター』シリーズのジュリー・ウォルターズやジム・ブロードベンドも出演するほか、パディントンをつけ狙う謎の美女・ミリセントには、『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞を獲得したニコール・キッドマンと、豪華キャストが名を連ねる。


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