木造注文住宅を手がけるアキュラホームは8月22日より、さいたま新都心展示場のモデルハウスにて、感情認識機能を持った人型ロボット「Pepper」1人の採用・常駐を決定した。

モデルハウスにて、人型ロボット「Pepper」1人の採用を決定・常駐

「Pepper」が、モデルハウス来場者への商品案内などを実施

同社では、今年3月・4月に行なわれたユーザー向けイベントにて「Pepper」が開会の挨拶やプレゼンターを務めたところ、大変好評だった実績を受け、今回モデルハウスに常駐することを決定した。住宅業界では初めてとなる同取り組みは、Pepperソリューション企業である生活革命の協力を得て実現した。生活革命は、アキュラホームのビジネス・商品課題に基づく利活用アドバイザーと、Pepperソフトウェアの企画・開発者として貢献しているという。

さいたま新都心展示場内にある同社のモデルハウスに常駐予定の「Pepper」は、まずは夏のインターンシップ(就業体験)の一環としての採用となる。

モデルハウスでは来場者への挨拶や商品案内などを行なう。8月22日からは週末のシフトで、来場者の呼び込みや子供への対応など接客スタッフとして働く。9月5日からは常駐シフトを予定している。

9月中に本採用の是非と、「Pepper」の個性に見合った仕事内容を検討し、本採用につなげる予定。そして将来的には、全国の同社支店に配属することを目指していくという。