乃木坂46の生駒里奈が、自身初となるソロ写真集を発売することが4日、決定した。

乃木坂46の生駒里奈

これは3日から4日かけて、トークアプリ「755」上のやりとりで決まったもの。幻冬舎・見城徹社長のもとに複数のファンから生駒の写真集発売を望む声が寄せられ、総合プロデューサーの秋元康氏がスタッフと本人に確認を取った上で了承。生駒は今年の12月29日が二十歳の誕生日となるため、その日の発売に向けて制作されるとみられる。

事の発端は、過去に生駒のグラビアやPVを撮影したことのある写真家・青山裕企氏が生駒の作品を残すことを望んでいて、一部のファンもその思いに共感。「二十歳の記念に写真集を出してほしい」という声が後押しとなり、見城社長のもとにも届いた。

見城社長は、ファンの「今年の12月29日に20歳になる生駒ちゃんの写真集を、是非ともご一考頂ければ幸いです」というコメントで自身と同じ誕生日であることに気づき、「真剣に考えます」と返答。それでも、「まだ、決まったわけではありません。決めるのは、秋元総合プロデューサーと本人とスタッフです」と明確な回答は避けていたが、秋元氏からの「生駒の写真集、本人とスタッフに聞いてみますね」のメッセージが届き、事態は急展開。

程なく秋元氏から「生駒本人と連絡が取れました。青山さんの写真が大好きで、是非、撮っていただきたいと。スタッフにも確認を取りました。『是非、お願いします』ということでした。もちろん、僕も異存ありません。生駒写真集、よろしくお願いします」とGOサインが出ると、見城社長は「すごい!」と感激。「こちらは、昨日から態勢を整えておりました」と報告した。

さらに見城社長は、「出来上がれば、これは生駒ファンと755が作り上げた写真集ということになります。みんな、応援してね。写真家の青山さん、よろしくお願いします」とコメント。「これは超特殊な例ですから、その点をご理解下さい」と呼びかけながらも、「こんなことってあるんだ。755の可能性を示した一冊が年内に誕生する!」と興奮を伝えた。

以上の流れで撮影を担当することになった青山氏は、ツイッターで「まるで、夢を見ているようです」と呆然。昨年12月29日には、ツイッターで生駒の過去の発言「個人的には制服姿とか10代の記念になるような写真集を出したい」と取り上げ、「今まで撮影したアイドルの中で最高だと思ったのが生駒ちゃんです。三度スピリッツで表紙を撮影した青山裕企に是非!」とアピールしていた。

乃木坂46のメンバーでは、これまで白石麻衣、西野七瀬、衛藤美彩らがソロ写真集を発売。今月28日には橋本奈々未が同じく幻冬舎からソロ写真集『やさしい棘』を発売する。