東芝ライフスタイルは8月4日、冷凍冷蔵庫「マジック大容量」の新モデルとして、ドア材がプレミアムガラスのFMシリーズ2機種、ドア材がガラスのFVシリーズ4機種を発表した。発売はFMシリーズが10月上旬、FVシリーズが9月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は、FMシリーズの定格内容積605Lタイプ「GR-J610FM」が410,000円前後、555Lタイプ「GR-J560FM」が380,000円前後、FVシリーズの定格内容積605Lタイプ「GR-J610FV」が400,000円前後、555Lタイプ「GR-J560FV」が370,000円前後、508Lタイプ「GR-J510FV」が350,000円前後、458Lタイプの「GR-J460FV」が330,000円前後(いずれも税別)。

FMシリーズ(シルキーブラウン)

FVシリーズ(左からラピスアイボリー、クリアシェルホワイト。グレインブラウン)

FMシリーズとFVシリーズは、食品の中まで一気に冷却する「ツイン速鮮チルド」を採用した冷凍冷蔵庫。冷却器を2つ搭載する独自の「W-ツイン冷却」によって、食品を凍らせないマイナス温度帯の高湿度な冷気を、2つの吹き出し口から2つのファンで約1時間送り込む。これによって、従来モデル「GR-H610FV」に比べて、約2倍の速さで食品を冷却することが可能となった。凍結、乾燥を避けられるため、肉や魚などの鮮度、おいしさをキープできるとする。また、チルドルームを2段に分けたことで、収納スペースを拡大したうえ、目的の食材も探しやすくなった。

冷蔵室と野菜室用冷却器の付近には、新たに光触媒を設置。光触媒はニオイ成分や細菌を分解することで二酸化炭素や水を生成する。チルドルーム内の二酸化炭素濃度が高くなることによって、肉や魚表面の酵素の働きを抑制。冷凍しなくても生鮮食品の鮮度を保てるという。

「新・霧ベール野菜室」では、W-ツイン冷却によって、安定した低温と高湿度で野菜の鮮度をキープする「やさい専用冷却」を実現。水分を含んだ冷気を1日20回以上送り込むことで、湿度約95%以上を維持する。光触媒によって、野菜室内の二酸化炭素濃度を高めて野菜の呼吸活動を抑制し、鮮度を保つ。FMシリーズの野菜室には「Ag抗菌野菜ボックス」を採用する。

サイズはGR-J610FMがW685×D745×H1,833mm、GR-J560FMがW685×D699×H1,833mm、GR-J610FVがW685×D745×H1,833mm、GR-J560FVがW685×D699×H1,833mm、GR-J510FVがW650×D699×H1,833mm、GR-J460FVがW650×D649×H1,833mm。

また、東芝ライフスタイルは同日、ドア材が鋼板のFCシリーズ「GR-J510FC」「GR-J460FC」と、片開きタイプの「GR-J43GXV」「GR-J43G」も発表した。発売はFCシリーズが9月下旬、GR-J43GXVが10月下旬、GR-J43Gが9月上旬。推定市場価格はGR-J510FCが320,000円前後、GR-J460FCが300,000円前後、GR-J43GXVが230,000円前後、GR-J43Gが210,000円前後だ(いずれも税別)。