ケイ・オプティコムは3日、2016年4月から電力小売が全面自由化されることを契機に、電力小売事業に参入することを決定したと発表した。同日、経済産業省資源エネルギー庁へ小売電気事業者の登録を申請した。

利用者の新たなライフスタイルをサポート

サービス名称は、同社の主力サービスの「eo光」サービスと同様の「eo」ブランドを利用し、「eo電気」に決定。料金やプランなどサービス内容の詳細や具体的な事業計画については、今後検討していく。また、「eo電気」予告サイトを3日にオープンし、9月には特設サイトを開設する予定という。

「eo電気」予告サイト(出典:eo Webサイト)

同社はこれまで、関西一円に整備した独自の光ファイバーネットワークを活用した「eo光ネット」「eo光電話」「eo光テレビ」に加えて、携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」などのサービスを提供してきた。今後は通信事業だけにとどまらず、電力小売事業にも進出し、利用者の新たなライフスタイルを創造するサポートを行っていくとしている。