オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」を提供するZabbixは8月4日、10月より日本国内においてZabbix APIのトレーニングの提供を開始すると発表した。

Zabbix APIを利用することにより、Zabbixの監視設定の自動化や独自のビューワーの作成、収集済み監視データを利用したレポート作成の自動化などを行うことができるほか、これまで手作業で行っていた設定追加更新作業を自動化し運用コストを削減することが可能となっている。

Zabbix APIトレーニングでは、Zabbixが作成したPHP用ライブラリを利用してプログラミングを行いながら実際に動作するアプリケーションを作成し、APIの動作の基礎から実践的な活用までを学ぶことができる。また同社は、Zabbix API公式トレーニング提供開始にあわせて、APIを利用するためのPHPおよびPythonのライブラリをZabbix Enterpriseカスタマーポータルにて、Zabbix Enterpriseサポート加入ユーザー向けに配布を開始するという。

10月のZabbix API公式トレーニング日程は、10月21日~10月22日の2日間。Zabbix 2.0以降のバージョンのZabbix認定スペシャリスト証明書と、PHPやスクリプト言語を利用した開発経験を持つユーザーを対象に行われる。価格は、10万円/人(税抜)。