ソニー損害保険は7月30日、自家用車を所有して自分で運転をする20代~50代で「今年のお盆に帰省する予定がある」男女に対し実施した「2015年お盆の帰省に関する調査」を発表した。それによると、今年のお盆の帰省にかかる費用について、全体の平均は20,340円、自家用車を利用する予定の人の平均は17,061円、鉄道の人は36,226円、飛行機の人は67,537円となった。

お盆の帰省にかかる費用(一世帯あたり)の平均額

今年の帰省ラッシュは8月13日(木)付近、Uターンラッシュは15・16日の土日に集中しそう

今年の帰省で自家用車を利用する予定の897名に対し、帰省予定日を限定回答形式(回答は2つまで)で聞いたところ、最も回答が集まった帰省候補日は「8月13日(木)」で21.5%となった。そのほか、「8月14日(金)」(17.4%)や「8月15日(土)」(17.9%)にも回答が集まっており、そのほかの日程に大きな山場はみられなかった。今年の帰省ラッシュのピークは13日付近に集中しそうだという。

同様に、Uターン予定日について限定回答形式で聞いたところ、「8月15日(土)」が27.0%、「8月16日(日)」が28.7%と、この2日間に回答が集中した。

帰省する際に「お盆玉」を持参する割合は7.1%

続いて、お盆に帰省する際、持参するものは何かを複数回答で聞いたところ、「お土産(お菓子やお酒など)」が73.6%で、最も高くなった。お盆の帰省の際に手土産を持参する人が4人に3人程度の割合でいるようだ。次いで、「カメラ・ビデオカメラ(撮影用)」(19.7%)と「自分たちが使うタオル・歯ブラシなどの衛生用品」(19.2%)が約2割で続いた。また2014年、親戚の子どもにお小遣いを渡すための"お盆玉(おぼんだま)袋"が全国の郵便局で発売されていたが、「お盆玉」を持参する割合は7.1%となった。

調査期間は7月1~5日、調査方法はインターネット、有効回答は20代~50代の1000人。