タミヤは、ミニ四駆を実際の車の大きさで制作する「1/1ミニ四駆 実車化プロジェクト」を本格スタートさせた。

1/1ミニ四駆 実車化プロジェクト

同プロジェクトは、"ドライバーがミニ四駆のコクピットに入り運転し走行する"という夢を現実にするため、ミニ四駆の人気車種のひとつ「エアロ アバンテ」を、本物の自動車として再現する。

特設サイトでは、動画「#01 シャーシ基盤篇」が公開されており、、今後も完成に至るまでの製作工程を動画で段階的に公開するとのこと。完成車両のお披露目は今秋になる予定だ。

第1弾の動画では、シャーシの基盤の作成の様子を公開。実車化プロジェクトには、レーシングカーの設計を手がけて30年のベテランが参加している。ミニ四駆の設計上、人が乗ることは当然想定されていないため、ドライビングポジションなどを考慮した乗りやすいものにするとコメントしている

なお、「ミニ四駆」は、タミヤが開発・販売する単3形乾電池2本と1個のモーターを内蔵した、全長約15cmのレーシングホビー。80年代後半と90年代後半には社会現象的なブームに発展し、累計で約1億7,500万台以上の販売台数となった。現在は80年~90年代のブーム時にミニ四駆を楽しんだ20~30代や、小中学生および親子層を中心に人気が再燃しているほか、アジアを中心に海外でも人気が高まっているという。