LINEは7月30日、Google Chromeブラウザから「LINE」が利用できる「Google Chrome版 LINE」を公開した。

Google Chrome版 LINE イメージ

Google Chrome版は、同社がこれまで提供してきたPC版 LINEと異なり、同一Googleアカウントを利用することで、一度インストールすれば複数デバイスからLINEにアクセスが可能。LINEのコア機能となるトーク機能はもちろん、PCでの利用シーンを想定し、スクリーンキャプチャの撮影や送信機能を搭載する。

また、最大1GBのファイル送受信も簡単・素早く行うことができるほか、独自機能として、自分用にテキストや画像の整理・保存が可能な「メモ」機能を搭載。これにより、たとえば「自宅のPCで作成したToDoリストを、学校や職場のPCで確認する」といったさらに便利なマルチデバイス利用を実現したという。

なお、Google Chrome 版では、セキュリティ保護のため自動ログイン機能は提供せず、新たなデバイスでの初回ログイン時にはスマートフォン版 LINEを使った本人認証が必須となる。加えて、音声・ビデオ通話機能やタイムライン機能は非対応となっており、利用を希望するユーザーにはPC版 LINEの利用を推奨する。

Google Chrome版 LINE トーク画面(左)とメモ画面(右)イメージ

今回の提供開始により同社は、マルチデバイス利用の垣根を下げ、さらに多くのユーザーに利便性を届けたい考えだ。