タレントの志村けんが、30日に放送されたフジテレビ系情報番組『ノンストップ』(毎週月~金9:50~11:25)にVTR出演し、バカ殿の誕生秘話を語った。

バカ殿に扮する志村けん

自ら座長を務める舞台『志村魂』が、東京・明治座で7月30日から8月13日まで上演される。このことを記念して、同番組では「夏休み特別企画」と題して子どもたちから質問を募り、志村がそれに答えていった。

「なんでバカ殿が生まれたのか」「どうして白塗りでコントするの?」に対して、志村は1977年から放送されたフジテレビ系『ドリフ大爆笑』がきっかけと説明。その中でゲストとコントをする担当になり、「3人ぐらいアイドルの子が来ると1人1人とコントをやるのは時間がかかるし考えるのが大変」という理由で「一緒にやっちゃおう」と決断した。

その結果、「(アイドルを)腰元に置いて、俺が殿様になって」という構成に。「ささっと白塗りして。一応、顔は上品な白、男らしく眉毛は太く。上品におちょぼ口に口紅を塗っただけ」とメイクの経緯を明かしながら、「今から考えると『なんであんな化粧したのかな』と思ってるけどね」と本人も不思議がっていた。