インテルとマイクロン・テクノロジー(マイクロン)は7月28日、従来のNAND型フラッシュメモリーの1000倍の処理速度を持つ新型半導体メモリーを開発したと発表した。

新型メモリーには「3D Xpoint」という技術が使われており、NAND型フラッシュメモリーの1000倍の処理速度に加え、DRAMに比べて10倍のデータ容量を実現したという。年内には一部の顧客向けにサンプル出荷を開始する予定。

両社は、新型メモリーによって大量のデータへのアクセスおよびその処理が高速化されることで、金融詐欺の早期発見や、医療分野におけるリアルタイムでの疾病追跡などが可能になるとしている。

「3D Xpoint」を用いた新型メモリーは、NAND型フラッシュメモリーの1000倍の処理速度を持つとい