DoCLASSEはこのほど、「夫婦ファッションに関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月10日~19日、40代~60代の同社カタログ会員の女性419名を対象にインターネットで行われた。

妻78.3%が「夫のファッションに不満」アリ!

「夫のファッションに対しての不満をもちはじめたのはいつ頃からですか?」

「夫のファッションに対して不満に思っていることはありますか」と質問したところ、78.3%が「ある」と回答した。不満を持ちはじめた時期については、「夫が40代の時(31.4%)」が最多。次いで「夫が30代の時(24.7%)」「夫が20代の時(20.7%)」となり、多くの妻が「夫のファッション」に対して何らかの不満を持つ中、40代で夫のファッション力の低下がみられることが明らかとなった。

「夫のファッションに対しての不満をもっていること」

続いて、夫のファッションに対する具体的な不満を尋ねたところ、「ファッションに興味がない(51.2%)」や、「ファッションセンスがない(46.0%)」と答えた人が大半を占めたほか、「ファッションが古い(28.4%)」「自分(奥さん)に任せきり(18.0%)」といった不満も目立った。

夫6割以上が服のショッピングは"妻頼み"

「夫の服を購入するシチュエーションで該当するもの(夫が自分で服を購入しない方)」

次に、夫の服を購入するシチュエーションについて調査した結果、「夫が自分で購入する」という人は35.3%にとどまった。では、夫が自分で服を購入しない場合、どのように購入しているのか尋ねたところ、多い順に「夫の服を探しに夫と出かけ、購入する(43.8%)」「夫と一緒に出かけた先で購入する(41.2%)」「自分の買い物ついでに購入する(26.8%)」「夫の服を探しに夫抜きで、購入する(25.4%)」となり、服のショッピングは必ず妻と一緒という"妻頼み夫"が多数存在することが明らかとなった。

「夫とのショッピングでイラッとした原因」

続いて、夫とのショッピングでイラッとした経験について尋ねたところ、61.3%の妻が「ある」と回答。イラッとする原因は「ファッションセンスがない(38.5%)」「早く帰りたがる(37.4%)」「アドバイスを聞き入れない(33.1%)」がTOP3となった。

夫の服は30分以内で選び、価格は妻の8割程度

「夫の服と自分の服の購入にかける時間はどの程度ですか?」

最後に、夫の服選びにかける時間と金額について調査を実施。まず、「夫の服と自分の服の購入にかける時間はどの程度ですか?」と尋ねた結果、夫の服の購入時間が「30分未満」と答えた妻は47.2%だったのに対し、自分(妻)の服の購入時間が「30分未満」だという人は、その半数の24.4%にとどまった。

「夫の私服と自分の私服のトータルコーディネートの平均金額」

続いて、「夫の私服のトータルコーディネートの平均金額」を教えてもらったところ、平均1万9,915円となった。一方「妻の私服のトータルコーディネートの平均金額」は2万4,238円という結果に。「自分の服はゆっくり選ぶが、夫の服は30分以内で購入し、価格は自分の服の約8割」という、夫婦間のファッション格差が浮き彫りとなった。