川崎アゼリアは7月31日、JR川崎駅東口地下ショッピングモール「川崎アゼリア」(神奈川県川崎市)にて「DELICHIKA(デリチカ)」をオープンする。

「DELICHIKA(デリチカ)」(イメージ)

川崎アゼリアでは、"人生の豊かな時間を共有するライフシェアモール"をコンセプトにリニューアルを実施している。これまで区画構成の多数を占めていたファッションゾーンとレストランゾーンに加え、新たに"食物販ゾーン"を設ける。

今回、第1期リニューアルとしてオープンする「DELICHIKA」は、総面積の3分の1に相当する食物販ゾーンとなる。売場面積は1,000坪強。江戸に最も近い宿場町・商業街として栄えた「川崎」ならではの伝統的なモチーフや装飾を凝らした店舗デザインなどを取り入れ、"上質"をキーワードとした空間やサービスを目指すとのこと。

同ゾーン内では、生鮮食品や惣菜、特選スイーツなど全60店の食物販店やサービス店が集結。神奈川や川崎初出店の店舗も登場する。「箱根ベーカリー」や、スーパーマーケット「ザ・ガーデン自由が丘」、大阪の老舗珈琲店「丸福珈琲店」、横浜のチョコレート専門店「バニラビーンズ」などが出店予定となっている。

さらに利便性にもこだわり、惣菜店舗と生鮮店舗それぞれを集合させた専門区画を設ける。各区画では、鮮度にこだわった旬の食材やオーガニックフードも販売。小分け惣菜の提供や、気軽に立ち寄れるイートインコーナーも設置するという。特選スイーツなどを提供する店舗の中では、地元川崎の名店を集めたエリア「川崎銘菓」も新設する。

専門区画を設置

そのほかにも、多摩川と海をイメージした空間の授乳室2部屋と着替え用ベッド4つを備えた「ベビールーム」も設置する。

「ベビールーム」(イメージ)

第1期リニューアルでは同施設の玄関口「サンライト広場」に「リーフ シャンデリア」を新設したほか、"お休み処"としてグリーンカラーを基調にした「ハミングガーデン」が登場。ベンチ50席などを配し、中央には新シンボルとして高さ2.5mの「ハピネスバード」を設置する。

「ハミングガーデン」(イメージ)