整体師の大山奏です。運動をするとダラダラと汗が噴き出してきて、気持ちがいい季節になりましたね。汗をかいてからのお風呂は格別です。トレーニング後に自分に気持ちのいいご褒美をあげられる用意をしてから、トレーニングを始めるといいかもしれませんね。

今回は、腹直筋の体幹トレーニングをご紹介します。

あお向けに寝て、両脚を持ち上げた状態からスタートします。膝を伸ばし、そのまま脚を高く上に持ち上げます。

最初の姿勢

腹筋に力を入れて足を高く上げた姿勢を保持

行っている最中は脚にも力を入れて、両脚をしっかりとくっつけた状態を保つようにします。膝を曲げた状態で持ち上げてから膝を伸ばしたほうが、脚をきれいに持ち上げやすいです。

しっかりと腹筋に力を入れて、足を高く持ち上げます。このとき、多少手で床を押してバランスを取るようにしても大丈夫です。勢いをつけて、その反動で体を上げないように気をつけてください。

両膝を伸ばす

脚をなるべく高い位置に持ち上げる

脚が頭の後方にいってしまうのはNG

このトレーニングのポイントは、脚を上げる角度です。普通に持ち上げようとすると、脚が頭の後ろ側にいってしまうので、なるべく真上に脚を上げるようにしましょう。

腹直筋にしっかりと力を入れておかないと、脚が低い位置になってしまうので注意が必要です。つま先を上に伸ばし、自分の顔の真上くらいを目安に上げてみるといいです。

脚が頭の後方にいってしまうのはNG

15秒キープを3セットからスタート

まずは脚を上げた状態での15秒キープを3セットから始めてみてください。秒数を増やしたり、脚の角度を変えたりすることで負荷を調整できます。負荷をよりかけたければ、なるべく体が直線になるように脚を上げます。

最初に脚がうまく真上に持ち上がらない場合は、自分の頭の後ろ側に脚を上げてから、だんだんと脚を高く上げていってもOKです。または、両手で腰の部分を支えながら持ち上げてみてもいいでしょう。

このトレーニングをすると、自然と肩の部分をストレッチすることができます。肩こりに悩んでいる人には、まさに一石二鳥のトレーニングになりますよ。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。