バラクーダネットワークスジャパンは7月23日、同社の「Barracuda Web Application Firewall」(Barracuda WAF)がマイクロソフトからMicrosoft Azure App Serviceと統合する初のWebアプリケーション・ファイアウォール(WAF)として認定されたと発表した。同製品はMicrosoft Azure Certifiedプログラムの一環としてMicrosoft Azure Marketplaceから利用でき、Bring Your Own Licenseの年間サブスクリプションは119万5,750円(税別)から。

Barracuda WAFは、Azure環境におけるレイヤード・セキュリティにより、不当な侵入に対してダイナミックなWebアプリケーションを保護するとのこと。従来のセキュリティ・モデルでは対応しきれていないという、JavaScript Object Notation(JSON)やRepresentation State Transfer (REST)といった最新のWebプログラム技術に適応した保護機能の提供が特長としている。

ユーザーはBarracuda WAFの利用により、Azure App Service上のさまざまなプラットフォームで開発されたアプリケーションのセキュリティを容易に確保可能になるという。 例えばセキュリティ強化実装については、Barracuda WAFはAzure App Service環境に容易に実装可能であり、新たにセキュリティ・レイヤが自動的に追加されるとのこと。 また、Azure API GatewayをBarracuda WAFに追加することで、REST/JSONベースのAPIに対応したアプリケーション・レイヤ・セキュリティを追加できるという。

Azureで利用できるBarracuda WAFは「Barracuda Total Threat Protection(総合脅威保護)計画」の一部として、ネットワーク・ユーザー/モバイル・インターネット・アクセスおよびネットワーク境界を経由するメール/Webアプリケーション/リモート・アクセス/Webブラウジングなど、各種の脅威ベクタを阻止するための強力な統合型セキュリティプロテクションの提供を目的にしているとのこと。