パイオニアは23日、スロットローディングタイプのポータブルBD/DVD/CDライター「BDR-XS06J」を発表した。7月下旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税込)は16,000円前後の見込み。

BDR-XS06J

BDXLディスクに対応しているほか、ディスク表面の汚れや傷でデータを読み取れないときに再度読み取りを行う独自技術「PureRead2+(原音再生)」を搭載する。メディアの使用状況を学習して不要な電力を自動的にカットする「インテリジェントエコモード」を備え、消費電力を従来モデルより減らした。

ディスクでの映像再生時は低回転、データ保存などは高回転で処理する「アドバンスド静音ファームウェア」とともに、内部シャッター膜による防音効果と合わせて、静音性と防音性を高めている。「ライト&ベリファイモード」ではアルゴリズムを最適化し、従来モデルよりも記録時間を短縮した。

バンドルソフトとして、CyberLink製ブルーレイ再生ソフト「PowerDVD12」、ライティングソフト「Power2Go 8 for PURE READ」、パケットライトソフト「InstantBurn 5」、ラベルデザインソフト「LabelPrint 2」、映像編集ソフト「PowerDirector 10 LE」などが付属。「PURE READ2+(原音再生)」や「アドバンスド静音モード」を設定する専用BDドライブユーティリティーも用意し、同社サイトから無料でダウンロードできる。

主なメディアの最大書き込み速度は、4層と3層のBD-Rが4倍速、1層と2層のBD-RおよびBD-R LtHが6倍速、3層 / 2層 / 1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R / 1層の+R / +RWが8倍速、2層のDVD-R / 2層の+R / -RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。

インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW135×D135×H18mm、重量は280g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。Windows 10にも対応予定。