Sansanは名刺管理アプリ「Eight」にニュースフィード機能を追加した。名刺を交換した知り合いの近況をリアルタイムに把握でき、コミュニケーションのきっかけづくりに役立つという。

名刺情報の更新をもとにコミュニケーションがとれるように

Eightは名刺情報をクラウドに保存して、PCやスマートフォンからアクセスできるサービス。スマートフォンアプリのカメラやスキャナを介して、撮影した名刺情報を人力でデータ化している。名刺情報がいつでも閲覧できるほか、Eight上で名刺を介してユーザー同士がつながると、相手の連絡先が常に最新の状態に更新されるといった、ソーシャルの仕組みも取り入れられている。

今回追加したニュースフィード機能は、昇進などで自分の名刺情報が更新されると、その情報がEightでつながる知り合いのフィードに流れる仕組み。Eightでつながる知り合いがそのニュースに「いいね!」やコメントをつけることができ、自分と自分につながりのある人がそれらを閲覧できる。

今後は「Eightでシェア」ボタンを8月末に提供する予定。Web上のニュースやブログをシェアしたり、ユーザー自身で画像やテキストを投稿できるようになる。将来的には、Eight上のつながりの情報をもとに知り合いの会社のニュース、プレスリリース、人事異動情報などのフィード配信などを検討しているという。