OKIコンサルティングソリューションズ(OCS)は7月22日、タブレット型端末対応のシンクライアント「Safario-IX(サファリオアイエックス)」を発売した。価格は1ライセンスあたり1万9,800円(税別)、今後3年間で4,000ライセンスの販売を目指す。

Safario-IXを使用するシステムの概要

新製品は、従来製品であるUSBトークン型のシンクライアント「Safario」の機能を引き継ぎ、クライアント機器認証やVPN、ファイルのダウンロード禁止などのセキュリティ機能を持ち、安全なリモート・アクセスを実現するとしている。

USBトークン型は、タブレット端末ではUSBコネクタの形状違いやポート数の制限のため利用できなかったという。

同製品により、外出先では携帯したUSBトークン型をPCに挿入することでシンクライアントを実現し、タブレット型端末を持ち歩く場合は事前にアプリケーションをインストールして利用できるとしている。また、テレワークなど決まった場所に設置したPCを使用する場合も、あらかじめアプリケーションをインストールすることで、USBトークンを使わずに利用可能になる。

同製品はSafarioのゲートウェイと認証・管理システムを使用でき、それぞれの利点を活かした混在使用も可能としている。

対応OSはWindows Vista/7/8/8.1で、Windows 10には今後対応予定。