パナソニック システムネットワークス システムソリューションズジャパンカンパニーは7月21日、JTBパブリッシングの「るるぶDATA」に収録された観光情報からデジタルサイネージ用の観光コンテンツ画像を生成し配信する「観光コンテンツ配信システム」を2015年8月より提供開始することを発表した。

同システムでは、同社におけるデジタルサイネージの運用実績やコンテンツ作成におけるノウハウ、パナソニックがデジタルテレビ開発で培った超解像技術を活用し、大型ディスプレイの表示に適したJPEG画像を作成しデジタルサイネージへ配信することが可能。

「るるぶDATA」に観光情報として収録される約4万件の観光物件情報と、約4,000件におよぶイベント情報のテキスト・写真データを自由にレイアウトし、観光コンテンツ画像を作ることもできるほか、この観光情報は定期的に更新され、顧客側での情報更新作業は不要だという。

「観光コンテンツ配信システム」概要

同社は今後、同システムを中心とし、防災関連システムやLアラートとの連携機能を追加することで、防災コンテンツの配信を可能とするなど、さまざまなコンテンツ配信ソリューションの開発を進めていく考えだ。