ヒューレット・パッカード カンパニー(HP)とファイア・アイは7月16日、市場開拓に関するパートナーシップを締結したと発表した。

これにより、インシデント対応、セキュリティ侵害診断、および脅威検知のコンサルティングサービスを、HPエンタープライズサービス部門の戦略的な顧客に対してグローバルで提供する。また、業界標準となるリファレンスアーキテクチャを構築し、顧客に高度な脅威に対するコンサルティングサービスとインシデント対応機能を提供していく。

ファイア・アイは、2014年にMandiant(マンディアント)買収を発表したが、HPエンタープライズサービス部門とファイア・アイが協同で提供するのは、HPとMandianコンサルティングサービスによるグローバルインシデント対応や、セキュリティ侵害診断サービスとなる。

これらは、Mandiantの豊富な経験により開発されたもので、過去10年間にわたってサイバー攻撃やセキュリティ侵害に対応する中で培った知見に基づいて提供され、広範囲にわたるサイバーセキュリティに関する調査、評価、問題解決などを行う。