「シャア専用オーリス」(2013年発売)の2代目となる「シャア専用オーリスII コンセプト」が17日、東京・六本木ヒルズの「機動戦士ガンダム展」会場にて公開された。18~20日の3日間、同会場にて一般公開される。

「機動戦士ガンダム展」会場に展示された「シャア専用オーリスII コンセプト」

「シャア専用オーリスII コンセプト」は、トヨタマーケティングジャパンが開発を手がけ、新型「オーリス 120T」(1.2リットル直噴ターボユニット搭載車)をベースに新デザインのシャア専用エアロパーツやマフラーを装備。内装もカスタマイズされ、シャア専用スポーツシートも装備された。17日に開催された「機動戦士ガンダム展」プレス内覧会では、同車に加えて「量産型ザクモデル コンセプト」も展示された。

プレス内覧会では、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役などで知られる声優・古谷徹さんが登場。「シャア専用オーリスII コンセプト」のフォトセッションにも参加した。実車を見ての感想を求められた古谷さんは、「悔しいけど、シャア専用オーリスIIはかっこいいんだな……」とアムロになりきってコメントした。

「公道は走れないと思うけど、タイヤもすごいこだわり。シャアってこんなに目立ちたがりだったのかな?」と古谷さん。「量産型ザクモデル コンセプト」も登場したと知り、「ちょっと待ってください。白いアムロ専用オーリスはどこにあるんですか? 僕もアムロ専用オーリスのPVのナレーションやりたいです」「ジオニックトヨタだからガンダムは難しいか……。アナハイムトヨタも作ってくれませんか?(笑)」と話す場面もあった。

ゲストに古谷徹さんが登場。「シャア専用オーリスII コンセプト」とフォトセッション

プレス内覧会が行われた7月17日のみ、「量産型ザクモデル コンセプト」も展示された

ジオニックトヨタは2013年、ジオン公国(『機動戦士ガンダム』に登場する国家)を代表する重機メーカーであるジオニック社が、トヨタ自動車と技術提携を行い設立したバーチャルカンパニー。「シャア専用オーリスII コンセプト」の登場に合わせて活動を再開し、ウェブサイトにて新規社員の募集を開始するとともに、市販モデルへの反映をめざした外装デザインの募集、コンセプトカーの試乗会への参加募集なども行う予定だ。

「シャア専用オーリスII コンセプト」は7月18~20日に「機動戦士ガンダム展」(六本木ヒルズ52階、森アーツセンターギャラリーにて開催)会場に展示された後、7月21日からメガウェブ(東京・青海)に常設展示される。8月22~23日に幕張メッセで開催される「キャラホビ2015」にも登場する予定だ。なお、同車の市販化については、「検討を進めておりますが、現時点では未定」(トヨタマーケティングジャパン)とのこと。