ハーマン・インターナショナルは16日、「AKG」ブランドのノイズキャンセリングヘッドホン「N60NC」を発表した。発売は8月上旬。推定市場価格は税別29,980円前後。

「N60NC」

AKGの「N」シリーズは、30~40代のユーザーに向けた新たな高品質ラインナップ。従来からプロ向けのKシリーズ、スカンジナビアデザインを採用した20~30代向けのYシリーズを展開しているが、Nシリーズではその中間層をターゲットとしている。

N60NCは、40mm径のドライバーを搭載した軽量かつコンパクトなノイズキャンセリングヘッドホン。騒音を集めるマイクを左右のハウジングの外側と内側にそれぞれ内蔵したハイブリッド方式のノイズキャンセリング技術により、優れた騒音低減率を実現している。ノイズキャンセリング機能をオフにする「パッシブ・モード」での使用も可能だ。

AKG独自の「3D-AXis2機構」を採用しており、ハウジング部分を内側に折りたためる。ケーブル上にはスマートフォン(Android/iOS両対応)用のマイク付き1ボタンリモコンを備えている。

主な仕様は、周波数特性が10Hz~22kHz、音圧感度が117dB/mW、インピーダンスが32Ω、バッテリー駆動時間が30時間、プラグがφ3.5mm4極ステレオミニ(L型)、ケーブル長が1.2m、重量が150g。

実際に手に持ったところ。最大30時間の連続稼動を実現しながら、150gという軽さ

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