SMBCコンシューマーファイナンスはこのほど、20代のビジネスパーソン(アルバイト・パートを除く)を対象に、「20代のオフの過ごし方に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名(男女20代前半・後半を均等に抽出)の有効サンプルを得た。調査期間は6月9日~15日。

若者のオフは「自宅で一人で過ごす」が最多

「オフの過ごし方について、どちらに近いか」

調査ではまず、20代のビジネスパーソンがオフをどのように過ごしているか調べるため、オフは自宅外で過ごすことが多い(ソト派)か、自宅で過ごすことが多い(ウチ派)か尋ねたところ、「ソト派(36.4%)」「ウチ派(63.6%)」と、ウチ派が多数派となった。また、オフは誰かと過ごすことが多い(コミュ派)か、一人で過ごすことが多い(ソロ派)かについても質問した結果、「コミュ派(44.6%)」よりも「ソロ派(55.4%)」がやや多かった。

「オフの過ごし方タイプの構成比」

続いて、オフに過ごす場所と相手についての調査結果をもとに、"オフの過ごし方タイプ"を分類したところ、自宅で一人過ごすことが多い「巣ごもりタイプ(43.1%)」が最も多く、次いで、自宅外で誰かと過ごすことが多い「リア充タイプ(24.1%)」、自宅で誰かと過ごすことが多い「アットホームタイプ(20.5%)」、自宅外で一人過ごすことが多い「おひとりさまタイプ(12.3%)」と続いた。

属性別にオフの過ごし方タイプの構成比をみると、男性は女性に比べて「巣ごもりタイプ(45.4%)」や「おひとりさまタイプ(14.8%)」が多く、女性は「リア充タイプ(27.8%)」が多かった。また、婚姻状況別では、未婚者は半数近くが「巣ごもりタイプ(48.5%)」となり、既婚者は「リア充タイプ(40.5%)」や「アットホームタイプ(36.1%)」が多い結果となった。

オフの過ごし方は「インターネット閲覧」が断トツ

「オフにどのようなことをして過ごすことが多いか?」

次に、「オフにどのようなことをして過ごすことが多いか?」という質問を実施し、結果をオフの過ごし方タイプ別に見てみたところ、20代ビジネスパーソンに最も多い"巣ごもりタイプ"は、「インターネット閲覧(84.2%)」が他のタイプよりも高く、また、「ゲーム(45.7%)」や「マンガ(41.5%)」といったコンテンツが上位になったことも特徴として表れた。

一方、"リア充タイプ"の1位は「ショッピング(63.5%)」で、そのほか「外食・グルメ(53.9%)」、ドライブや散歩といった「散策(43.6%)」、「デート(39.8%)」、カラオケや遊園地などの「レジャー(37.3%)」といったアクティビティが上位となった。

大型連休にやりたいこと1位は「花火大会」

「今年の大型連休に参加・体験してみたいと思うアクティビティやイベントは?」

続いて、今年の大型連休(夏休みやシルバーウィーク)に参加・体験してみたいと思うアクティビティやイベントについて尋ねたところ、男女ともに1位は「花火大会」だった。男女別の特徴としては、男性は「リアル型脱出ゲーム」や「フライボード」、大きな岩や石の埋め込まれた壁を登る「ボルダリング」、透明なボールをかぶって行うサッカー「バブルサッカー」などのアクティビティ系や、同じ趣味の人同士が集まるコンパイベント「趣味コン」や、モーターショー・ゲームショーなどの「見本市・展示会」といったイベント系が女性よりも上位となった。

一方女性は、「グルメフェス」や「野外音楽フェス」、「オクトーバーフェスト(ビール祭り)」、「コミックマーケット」などのイベント系が男性よりも上位についたほか、アクティビティ系では「ウォーターボール」が男性よりも上位に。お祭りやフェス関連のイベントや、水着の準備が必要ないウォーターボールが上位となったことから、女性はレジャー感覚で気軽に体験できるものを好む傾向が読み取れた。