ウエスタンデジタル ジャパンは15日、ネットワーク接続型の外付けHDD(NAS)「WD Cloud」シリーズを発表した。インターネット経由のアクセスに対応し、手軽にパーソナルクラウドストレージ環境を構築できる。7月下旬から発売し、価格はオープン。容量ラインナップと店頭予想価格(税別)は、2TBモデルが25,800円、3TBモデルが34,800円、4TBモデルが44,800円、6TBモデルが62,800円。

WD Cloudシリーズ

NAS用のOSとして、WD Cloud OSを搭載。専用ソフトウェアの「WD SmartWare Pro」や「WD Symc」などを使うことで、PCのデータをWD Cloudシリーズへと簡単にバックアップしたり、複数のマシンで手軽にデータを同期できたりする。Macのバックアップ機能「Time Machine」にも対応。Webブラウザを利用したインターネット経由のアクセスもサポートする。

iOS用/Android用のアプリも提供し、スマートフォンやタブレットからのデータアップロード、WD Cloudシリーズに保存したデータへのアクセスやダウンロードが可能だ。また、Dropbox、Google Drive、OneDriveといったクラウドストレージと連携する機能を持つ。

ネットワークインタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANで、本体背面に設けたUSB 3.0ポートに外付けHDDを接続することで、容量を増やせる。本体サイズはW49×D139.3×H170.6mm。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X(Yosemite / Mavericks / Mountain Lion / Lion)。

今回のWD Cloudシリーズは、ウエスタンデジタル ジャパンの販売代理店となったアイ・オー・データ機器からも販売される。