SMAPの稲垣吾郎、元AKB48で女優の大島優子が14日、都内で行われた、舞台『No.9―不滅の旋律―』の製作発表会見に出席した。

舞台『No.9―不滅の旋律―』の製作発表会見に出席した脚本・中島かずき、大島優子、演出・白井晃(左から)

今年10~11月に公演予定の本作は、聴覚を失ったベートーヴェンが、交響曲「第九番」を生み出すまでの半生を描く物語。主人公・ベートーヴェンを演じる稲垣は、「まさか自分がベートーヴェンを演じるとは。まぁ、奇人変人ぶりはSMAPの中では負けてないので」と笑いを誘いつつ、「ベートーヴェンのように、みなさんを感動させる舞台にしたい」と気合い十分。ベートーヴェンと言えば、カールした髪型が印象的だが、自身も天然パーマの稲垣は、「毛質は近いんじゃないかな?髪の毛を振り乱してやりたい」とジョークを飛ばしていた。

会見後、報道陣の取材に応じた稲垣は、タイトルにちなんだ自身の"不滅"について、「やっぱり、SMAPメンバーの5人!」と即答。また、6月にのど腫瘍摘出手術を受けたメンバーの中居正広が、情報番組で「(入院中に)言えば来る女の子はいる」と話したことから、結婚したい女性の存在について突っ込まれ、「どうなんですかね? いないんじゃないですかね? そればっかりは分からない。なんか囲み取材独特の汗が出てきた……。こういうの久々」とタジタジ。最後は、"不滅"の話題に戻り、「僕の半同居人のおじさんの椅子は譲れない。"不滅"な存在はヒロくんです」と本音を吐露していた。

一方、ヒロインを演じる大島は、本作が本格的な舞台初挑戦。この日は、シースルーのロングドレスで報道陣を魅了し、「右も左も分からず、緊張して溶けそう。でも、相手役が稲垣さんなので、安心して臨めます。舞台の先輩方から色んなものを吸収して、舞台上で放出したい」と笑顔で意気込みを。演出の白井晃、脚本の中島かずきからは、AKB48を中心メンバーとして引っ張っていた過去から、「気が強そう」と印象を明かされると、「気が強くなきゃ、やっていけないので(笑)。根性はあると思います」と照れ笑いを浮かべていた。