米アドビシステムズは14日(現地時間)、「Adobe Flash Player」の最新版を公開した。2件のゼロデイ脆弱性「CVE-2015-5122」と「CVE-2015-5123」に対応するものだ。日本のAdobe Flash Playerサイトからもダウンロードできる。

Adobe Flash PlayerのWebサイトより

「CVE-2015-5122」と「CVE-2015-5123」は、深刻度が4段階中で最も高い「Critical」であり、国内でもゼロデイ攻撃が確認されていた。今回のアップデートを適用すると、Windows向けとMac OS X向けのAdobe Flash Playerは、バージョン「18.0.0.209」となる。

基本的には自動アップデートだが、Adobe Flash PlayerのWebサイトでインストールされているバージョンを確認し、古いようであれば大至急、手動で更新していただきたい。