ジャストシステムは7月13日、インターネット調査「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2015年6月度)」の結果を発表した。

これによると、ニュースを閲覧する際に利用するメディアの調査では、全年齢で「ポータルサイトを閲覧」(49.5%)と回答した人が最も多く、次いで「新聞を購読・購入」(41.6%)となった。

新聞の購読は、50代以上だと60.8%を占めポータルサイトの閲覧を上回る一方で、10~20代の場合は23.3%と低く、新聞を読む世代の格差が浮き彫りになった。10~20代は、ニュース・キュレーション・アプリでニュースを閲覧している人が19.3%で、新聞の購読と大差がなかった。

ネットショッピングでスマートフォン利用者は、全体で前回調査時(2015年1月度)の10.8%から今回9.8%に微減で、回答を20代のみに絞り込むと、前回の22.2%から25.0%へと増加。スマートフォンでのショッピング利用も世代によって差があった。

ジャンルごとのアプリ利用歴の調査では、最も長いのが「SNSアプリ」で平均28.5カ月、続いて「通常のショッピングアプリ」が平均25.5カ月、「ゲームアプリ」が平均24.9カ月、「音楽配信アプリ(ラジオ含む)」が平均23.2カ月、「画像加工アプリ」が平均22.3カ月だった。

3年以上使い続けている割合が最も高かったのが「SNSアプリ」(35.0%)で、続いて「通常のショッピングアプリ」「ゲームアプリ」(ともに32.9%)という結果になった。これにより、スマホの用途としてSNSの利用が多いことがわかる。

現在オンラインバンキングを利用している人は53.1%で、そのうちPCをメインで利用している人が78.6%、スマートフォンメインで利用している人がが7.4%であった。PCとスマートフォンの併用で利用している人が13.7%であった。

調査は、同社が運営するセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」で行われたもの。登録モニターのうち、全国の15歳から69歳の男女1100名を対象に実施した。期間は6月25日~7月1日。