整体師の大山奏です。体は本当に正直なもので、1週間トレーニングを休むと、すぐに筋肉が落ちてしまいます。筋肉を維持するためにはエネルギーを摂取して、毎日少しずつでもトレーニングで刺激を与えてあげることが大切ですよ。

今回は、サイドプランク応用編として、柔軟性も要求される体幹トレーニングをご紹介します。

サイドプランクの状態からスタートします。体の上側の手で足先にタッチします。

最初の姿勢

手と脚を連動させてつま先をタッチ

最初にしっかりとサイドプランクの状態をつくります。そこから、手と脚を同時に前に動かしてつま先にタッチします。手と脚の動きは連動するようにしましょう。手を先に延ばし、足でキックするのとは違います。

タッチしたら、脚を戻します。このとき、手は肘を曲げて体の上に乗せるようにします。ゆっくりのテンポでいいので、バランスを崩さないことと呼吸を止めないことに意識を集中させてみてください。

手と脚を伸ばした状態でタッチ

手は肘を曲げて体の上に戻す

膝が曲がってしまうのはNG

ポイントは、脚と手を伸ばした状態でつま先にタッチすることです。膝が曲がってしまうとNGになります。体幹トレーニングの効果としては、多少膝が曲がっていても問題ないのですが、柔軟性も意識したいので、しっかりと伸ばしたままにするように注意してみてください。

脚と手はなるべく体から離れた位置でタッチします。遠くに伸ばすようにすると、バランスが崩れやすくなるので、それを体幹でしっかり支えてあげましょう。

膝が曲がっているのはNG

タッチ状態をキープすると強度アップ

まずは左右10回ずつを目安にしてみてください。余裕があるようなら、セット数を増やしていきます。毎回セットの終わりのときに、きちんと最初に作ったサイドプランクの状態が維持できているかを確認してみましょう。意外とおなか周りが沈んでいることがあります。

トレーニングの強度を上げたい場合には、動きをゆっくりにしてみるといいでしょう。また、手と脚を前でタッチした状態を3秒キープするだけでもかなり大変なので、チャレンジしてみてください。

多くの運動が、年齢と共にできなくなってきますが、筋肉だけは裏切りません。年齢を重ねてからトレーニングを始めても結果が出やすいので、過去に運動をしたことがない人もぜひトレーニングで理想の体を作ってみてはいかがでしょうか。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。