DIY好きの方の多くが利用する100円ショップ。クラフトのコーナーの他にも意外と使える素材があります。今回は、台所で活躍するアルミテープがクラフトの素材になっちゃうというお話です。ここではIKEAのフォトフレームを、さらにオシャレに変身させてみました。

アルミテープは水や油にも強い

100均の中でもひときわ充実しているのがキッチンコーナー。そこには、必ずといっていいほど、アルミのテープが売っています。本来は、台所の調理台とガスコンロの隙間などをふさぐ目的の素材です。油が飛ぶ場所に貼るテープですので、粘着力も強いのも特徴です。

アルミテープの表面は、鏡のようにピッカピカと言うよりは、ちょっとくすんでいてぼんやり姿が映る程度でして、このぼんやり具合がフレームに貼った時にキレイ過ぎず、ちょうどいい光り方をしてくれます。

一度シワを付けるのがポイント

セリアやダイソー、キャンドゥなどの100円ショップのほか、イケアやニトリ、無印良品などのインテリア・雑貨の量販店でも容易に入手できるフォトフレーム。比較的安価でシンプルなフォトフレームを、アルミテープを使ってデコレーションしてみましょう。

なおアルミテープは薄くても金属です。フォトフレームのフレームも切断面が鋭いままになっていて危険ですので、作業時は軍手などの手袋を使用することをオススメします (筆者はDIYばかりしていて手の皮が厚いので素手で行いましたが……)。

今回変身させるのは、IKEAで入手したフォトフレームです。

IKEAで入手したフォトフレームをさらにオシャレにしてみせます

使用する100均アルミテープの表面はこんな感じ

シンプルなフォトフレームをアルミテープでデコレーションしますが、そのまま貼るのは、面白くありません。また、伸縮性がないので、しわを残さずにピッタリと貼り付けるのは大変難しいです。

今回はこの性質を逆手にとり、シワをナチュラルなデザインの要素にしてしまおうというわけです。全体に貼ってもいいですし、ポイントとして一部に貼るのもオススメです。

適当な長さにカットし、丸めてしわくちゃにした後でこのように伸ばします

フォトフレームのフレーム部分の好きな場所にアルミテープを貼っていきます

完成! いろいろなバリエーションを楽しんでみるのもいいでしょう!

作業のポイントは、アルミテープを貼る際に、しっかりとフレームの側面や内側に巻き込むということ。テープの継ぎ目は、意図的につけたシワのおかげもあり、至近距離でマジマジと見なければわからないほどに仕上がるので、気にせずトライしてみてください。

IKEAのフォトフレームを100均のアルミテープでもっとオシャレにしてみた

執筆:Ulasam
手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。

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