タレントの明石家さんま(60)が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『踊る踊る踊る!さんま御殿!!3時間SP』で、ファンの盗撮について語った。

明石家さんま

「人から言われてカチンときた一言」のトークテーマで、俳優の松山ケンイチ(30)は握手にまつわるエピソードを披露した。撮影の合間に入浴していたところ、ロケ地のガイドが服を着たまま大浴場に現れ、「握手してもらっていいですか」と求めてきたという。内心では「どうなのかな」と違和感もあったが渋々握手。これには司会のさんまも「失礼やなー」と呆れて松山に同情した。

「来てくれる人の勢いに押されますよね」という松山に、さんまは「俺はいい人やと思われたいから受けてしまう」と共感。食事中など状況をわきまえないファンには「注意した方がええやんか」という思いもあるが、結局は期待に応えてしまうという。

ここで松山は「これはどうですか」とファンの無許可撮影、いわゆる"盗撮"に話題を移した。出演者からは「あー」と声が上がるなど芸能人にとって"あるある"ネタのようで、松山は「どうします?」とさんまの答えを求めた。

すると、さんまは「この時代、しゃーないと思ってそれにお応えする」と即答。松山は感動したような表情を浮かべ、周囲もその行動を「優しい」と褒めた。さんまは「ちゃうねん。そこで『なにしてんねん!』って言うのが嫌やねん」と理由を説明。「ネットに"さんまいい人伝説"みたいな感じでファンが写真を上げとるんやな」と反響に触れ、「この間、それをチラッと見たら俺、すごいわろてんねん」とうれしそうに話した。

過去には、一般女性がツイッターに投稿した写真が話題になった。車で信号待ちをしているさんまに気づいたその女性。大喜びしていると、さんまは窓を開けて撮影に応じてくれたという。写真には、女性が手前、さんまが運転席から満面の笑みで写っている。ツイッターを調べてみると、さんまがこの他にもさまざまな場所でファンサービスしていることが確認でき、その時の写真も多数投稿されている。