Google傘下のWazeがイスラエルのグッシュ・ダン地域において、Androidアプリ「RideWith carpool by Waze」を通じてカープール(相乗り)を仲介するサービスの試験的な提供を開始した。

UberやLyftなど成長著しいカープールサービスがタクシー産業を脅かすような存在になっているのに対して、RideWithは通勤時の道路渋滞の緩和を目的としたサービスになっている。Wazeは、RideWithをインストールした人が一定数まで増えた地域、つまり相乗りを受け付ける車利用者と相乗りを希望する人が多い地域からサービス提供を開始する。また現時点では通勤で道路が混雑する時間帯に提供を限っている。

アプリを通じてカーシェアを希望すると、RideWithは目的地が近い車通勤者に燃料費や車の価値の目減り分をベースにした相乗り料金を提案する。車利用者が受け入れると、相乗り希望者に通知が届く。

相乗り希望者は、自分の場所と目的地、支払える上限額、時間帯などを入力

相乗りを受け入れる人が現れたら通知が届く

アプリを使って、相乗りする相手のプロフィールを確認

待ち合わせの時間が近づいてきたら、アプリ上で相乗りする車の位置を確認可能