マウスコンピューターは6日、iiyamaブランドとして、AH-IPS方式パネルを採用し、ブルーライト低減機能を備えた液晶ディスプレイを2機種発表した。価格はオープン。発売時期と直販サイト(楽天市場)での販売価格は「ProLite XUB2390HS-2」が7月10日発売で税込28,800円、「ProLite XU2390HS-2」が7月中旬発売で税込26,800円。

ProLite XU2390HS-2

ProLite XUB2390HS-2

ProLite XUB2390HS-2とProLite XU2390HS-2は、モニタ自体にブルーライトを低減する機能が付いている液晶ディスプレイ。3パターンの省エネ・節電モードを搭載しており、通常モードと比べて消費電力を最大約35%削減できる。

液晶パネルには、従来のIPSパネルよりも透過率が向上し、低消費電力を実現したAH-IPSパネルを搭載。外観は、上左右のベゼル部分と画面部分に段差がないフラットなデザイン。また、ベゼル幅(非表示部分を含む)が12mmと短く、複数台を横方向に並べてマルチモニタとして使う場合でも、すっきりと使用できる。

画面表示においては、ゲームや映画、風景、テキスト作成など用途に合わせた画質を選べるi-Style Color機能を持つ。色温度はウォーム、ノーマル、クール、sRGBというプリセット設定から選べるほか、ユーザー側でのRGBカスタム調整も可能。

ProLite XUB2390HS-2

ProLite XUB2390HS-2のスタンドには、最大130mmの高さ調節、最大24度のチルト調整、90度回転のピボット、90度のスウィーベルが可能なパーフェクトスタンドを採用している。

主な仕様は、液晶がAH-IPS方式パネル、画面サイズが23型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR時5,000,000:1)、視野角が上下各89度/左右各89度、GtoGの応答速度が5ms。

映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-DとHDMI、D-Subの3系統。2W+2Wのスピーカーを内蔵し、音声入力は3.5mmステレオミニジャック。

消費電力は最大52W、標準24W、パワーマネジメントモード時で最大0.5W。VESA 100mmマウントに対応する。本体サイズはW532.5×H386.0~516.0×D230.0mm、重量は5.4kg(スタンドなし3.3kg)。付属品はDVI-Dケーブル、HDMIケーブル、D-Subケーブル、電源コード、オーディオケーブルなど。

ProLite XU2390HS-2

ProLite XU2390HS-2と上記ProLite XUB2390HS-2の主な違いは、スタンド機能。ProLite XU2390HS-2のスタンドでは最大24度のチルトのみ可能で、高さ調節、スウィーベル、ピボット機能は持たない。本体サイズがW532.2×H387.5×D180.0mm、重量が4.0kg(スタンドなし3.22kg)。