ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィーは2日、労働意識に関する調査結果を発表した。期間は、2014年9月~2015年2月。対象は、23カ国と地域の18~65歳までの男女約22万5,000名。

1年以内に転職したい日本人はたった14%

「1年以内に転職したい」かどうかを聞いたところ、1位は「インド」(37%)だった。続く2位は「中国」(33%)、3位は「シンガポール」(30%)となった。また、「日本」は14%で下から3番目となり、他国と比較しても低い結果となった。最下位は、「ルクセンブルク」(12%)、次に「ベルギー」(13%)だった。

「1年以内に転職したい」と回答した割合のランキング

転職を希望する理由を聞いたところ、日本以外の対象国の1位は「同業や別業界の他社と比べて給与待遇が低すぎる」「キャリアアップの機会が足りない」(ともに37%)だった。3位は「職場での評価や受け取る報酬に不満がある」(22%)だった。

一方、日本の1位は「職場での評価や受け取る報酬に不満がある」(32%)となった。次いで、2位は「同業や別業界の他社と比べて給与待遇が低すぎる」(25%)、3位「業務内容に興味がない」(24%)という結果となった。