ネオファースト生命保険はこのほど、全国の20~50代のサラリーマン世帯の主婦500名(各年代毎125名、平均年齢39.6歳)を対象に実施した、「2015年夏のボーナスと家計の実態」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査期間は6月5日~14日。

夏のボーナス平均手取額は66.5万円、理想は117.3万円

「2015年 夏のボーナス手取額」

今夏のボーナス手取額を聞いたところ、最多価格帯は「50~75万円未満(31.8%)」だった。次点の「25~50万円未満(22.8%)」を合わせると、「25~75万円未満(54.6%)」が半数以上を占めており、平均手取額は66.5万円となった。

「理想のボーナス額」

続いて、夫のボーナス支給額に満足しているか尋ねたところ、「満足している(59.6%)」「不満である(40.4%)」となり、4割近くが不満に感じていることがわかった。

では、主婦が理想とするボーナス額はいくらなのだろうか。調べた結果、最も多かった回答は「100~125万円未満(31.6%)」で、次いで20代を中心に「50~75万円未満(29.4%)」という結果に。理想のボーナス額の平均は「117.3万円」となった。

ボーナスから夫に小遣いを「渡さない」主婦、53.2%

「ボーナスの中から夫に渡した小遣いの額」

次に、今回のボーナスの中から夫に小遣いとして渡した、あるいは渡そうと思っている金額について尋ねたところ、なんと半数以上が「渡さない(53.2%)」と回答。渡さない人の割合は過去最大となった。

渡す(渡そうと思っている)という人の中で、最も多かった回答は「5万円未満(16.6%)」で、次いで「5~10万円未満(14.0%)」「10~15万円未満(10.8%)」と続き、その平均額は「8.4万円」となった。

臨時ボーナスをあげたい有名人1位は「錦織圭」

「臨時ボーナスをあげたいと思う人トップ10」

この夏、臨時ボーナスをあげたい有名人を聞いたところ、得票数では、2位「イチロー(20票)」や3位「浅田真央(11票)」に大差をつけて、「錦織圭(101票)」が断トツ1位となった。ちなみに、金額では「嵐(6,726万円)」がトップとなり、次いで「明石家さんま(3,370万円)」「イチロー(2,147万円)」と続いた。

家計の現状……「楽である」が初の5割超え!

「家計の現状」

次に、家計をやりくりする主婦を対象に「家計の現状」について聞いたところ、「非常に楽である(4.6%)」「まあ楽である(47.2%)」と、半数以上が「楽である」と回答し、昨夏に比べて2.6ポイント増加した。

主婦4割がへそくり……平均額は421.1万円

「夫に内緒の資産」

次に、夫に内緒の資産(へそくり)があるか教えてもらったところ、約4割(38.6%)の主婦が「ある」と回答。その平均額は「421.1万円」だった。へそくりの目的は、「老後の蓄え(48.7%)」を筆頭に、「自分の趣味や買い物のため(33.7%)」「家族の病気などに備えて(29.5%)」「子供の将来のため(28.5%)」が多かった。

臨時ボーナス50万円があったら「リゾート」へ!

「自分の健康・美容に使うための50万円の臨時ボーナスが支給されたら」

最後に、もし「自分の健康・美容に使うための50万円の臨時ボーナス」が支給されたら何に使うのか尋ねたところ、「国内リゾートでリフレッシュする(28.6%)」「海外リゾートでリフレッシュする(20.6%)」など、国内外のリゾートに行くという人が上位を占めた。

また、「高級エステに通う(11.2%)」や「歯の矯正・審美を行う(10.8%)」が高い割合を示したほか、特に20代の若い世代が「高級スポーツクラブに通う(12.8%)」ことに興味がある様子がうかがえる結果となった。