アスクは2日、Thermaltake製PCケースの新モデルとして、ケース内部に遮音素材を採用したミドルタワーケース「Suppressor F51」シリーズを発表した。サイドパネルに遮音材を貼り付けたノーウィンドウタイプと、クリアパネル仕様のウィンドウタイプの2モデルをそろえる。10日の発売を予定し、店頭予想価格はノーウィンドウタイプが税別14,980円前後、ウィンドウタイプが税別16,980円前後。

Suppressor F51-Silent(ノーウィンドウ)

Suppressor F51(ウィンドウ)

フロントパネルに遮音材を貼り付けたほか、ケース上面に着脱可能な遮音カバーを搭載し、静音性を高めた。着脱式カバーを外すと冷却ファンを増設可能で、高エアフローのPCケースとしても利用できる。

遮音材や遮音パネルを装備し、静音性を重視する

搭載ベイ数は、外部5インチベイ×2、内部3.5/2.5インチ共用ベイ×6基(ドライブケージ)、内部2.5インチベイ×2基(マザーボードベース部)。Thermaltake製PCケース「Core」シリーズと同様に、「Fully Modular Design」を採用し、内部レイアウトに合わせてドライブケージを取り外し可能となっている。すべてのケージを取り外すと、フロント部やトップ部に最大420mmのラジエータを装着できる。

「Fully Modular Design」を採用し、内部レイアウトに合わせてドライブケージを取り外し可能となっている

冷却ファンは、フロントに200mmファン×1基、背面に140mmファン×1を標準で搭載する。また、ケース各所に140mm/120mmファンを増設可能で、最大で10基(ウィンドウズモデルは9基)のケースファンを搭載できる。ファンが取り付け可能な部分には、ほこりやゴミの侵入を防ぐフィルターを備える。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大465mmまで(ドライブケージを取り外した場合)、CPUクーラーの高さは最大185mmまでに対応する。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2、オーディオ入出力。本体サイズはW230×D525×H577mm、重量は約12.7kg。対応フォームファクタはE-ATX / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。